【Smile Againミッション】
《やさしいまちづくり》
☆高尾山モデル〈地域包括ケア〉の紹介!!
☞やさしいまちづくり~高尾山モデル〈地域包括ケア〉は、様々な要素(ファクター)が輪のようにつながっていることが特徴です。
中でも、この高尾山モデル〈地域包括ケア〉の特徴として、「簡易型電動車いす用の充電器設置」があげられます。
この点について、毎日新聞[地方版](2016.6.16)で取り上げられました。
〈高尾山に設置 坂道でバッテリー消耗早く 八王子・地区社協などが無料で4カ所 /東京〉毎日新聞 2016年6月16日 地方版
電動車いす利用者が安心して高尾山を楽しめるよう、八王子市の浅川地区社会福祉協議会や山内の茶店などが協力し、高尾登山電鉄のケーブルカーの駅や茶店など4カ所に、車いす用の無料充電器を設置した。急な参道を行き交ううちにバッテリーが切れることに対応したもので、活用を呼びかけている。
設置されたのは、山上にある同電鉄高尾山駅と、高尾山薬王院への参道沿いの「十一丁目茶屋」「権現茶屋」「もみじや」。近く薬王院にも2台、山麓(さんろく)側の清滝駅にも1台を備える予定という。
近年人気の高尾山では、電動車いすを利用する登山者も増え、多くは清滝駅からケーブルカーで入山し、高尾山駅からは、舗装された参道を通って薬王院まで行く。
車いす利用者からは「坂道のためバッテリーの消耗が早く、途中で切れてしまう。最初から登山をあきらめる人もいる」との嘆きも聞かれ、同社協へは「茶店でご飯を食べたりお茶を飲んでいる間に充電できる所があれば」という声も届くようになった。
同社協は長年高尾山周辺で活動を続けてきただけに、上村秀如(しゅうにょ)会長らが「何とかならないか」と顔なじみの関係者に働きかけたところ、充電器の設置が実現した。電動車いす販売業者がリサイクルに出されたヤマハ発動機製の充電器を提供し、電気代は店と薬王院、高尾登山電鉄が負担することになった。
電動車いすで高尾山に登った☞看護師、櫛田美知子さん(58)は「地道に地域のお年寄りなどを支援してきた地元の方々の優しさが実った。ハンディキャップを持つ人が、あきらめずに外に出る支えのモデルになる」と期待する。上村会長も「電動車いすの人が、高尾山で安心して過ごせる手助けとなれば」と話している。【野倉恵】
1. 簡易型電動車いすの充電器設置状況(図表1)
※11月4・5日の浅川市民センター文化祭に展示(提供:浅川地区社会福祉協議会 山本幹雄)
2.簡易型電動車いすの充電器設置の経緯
2016/06/03
☞ケーブル山上駅
☞十一丁目茶屋
☞ 権現茶屋
☞もみじや
各1台設置
6/19
☞薬王院
1台設置
6/30
☞ケーブルカー清滝駅
1台設置
7/10
☞薬王院(今仙製)
1台設置
※他は全てヤマハ製
☆以下は、高尾山麓
2016/07/25
☞599ミュージアム
1台設置 新品
2017/04/21
高松屋
高橋屋
紅葉や本店
栄茶屋
各1台設置
計12台設置
※情報提供:浅川地区社会福祉協議会
3.充電器〈ヤマハ製〉